この度、第21回日本臨床プロテオゲノミクス学会を2025年6月7日（土）、近畿大学東大阪キャンパスにて開催する運びとなりました。

 

本学会は、2005年に「日本プロテオーム学会」として設立され、プロテオミクスを基盤とする疾患メカニズムの解明、バイオマーカー、新規分子標的の開発を目的とした臨床研究、基礎研究の発展のため活動をして参りました。

2017年より、プロテオームおよびゲノム解析の融合がもたらす革新的な発見とその応用に焦点を当て、新しいバイオマーカーの探索、治療標的の開発を加速し、患者一人ひとりに最適な治療を提供するための新しいアプローチや技術開発に貢献すべく、「日本臨床プロテオゲノミクス研究会」へと改称し、更に2021年より「日本臨床プロテオゲノミクス学会」へと発展し、現在に至ります。

 

本学術集会は研究者や臨床医を結ぶ貴重な場として位置付けられ、ゲノム医療、プロテオミクスを中心に、分野の異なる専門家が一堂に会する貴重な機会であり、新たな知見の共有と活発な議論を通じて、継続的に当該研究分野の発展に寄与することが強く期待されます。

 

第21回学術集会では、『医療の未来を解き明かす：プロテオゲノミクスによる今日の生命科学・医療課題への革新的アプローチ』をテーマとし、プロテオゲノミクスにおける最新の研究成果とその応用について深く議論し、基礎研究と臨床応用の橋渡しをすることで、疾患病態の解明、新たな治療法や診断技術の開発を促進する事を目的とします。

研究者、臨床医、そして企業の皆様が一堂に会することで、学際的な知見の融合と新たな協力関係の構築の一助になればと考えております。

 

皆様のご参加をお待ちしております。何卒よろしくお願い申し上げます。